屋久島の森へ

縄文杉ルート|●ヤクスギランド|●白谷雲水峡|●観光スポット
屋久島の森へ
●5月28日(行き)
JAS 575 東京(10:50)→鹿児島(12:35) 乗り継ぎJAC 075 鹿児島(13:00)→屋久島(13:40)

●6月02日(帰り)
JAC 076 屋久島(16:25)→鹿児島(17:05) 乗り継ぎJAS 580 鹿児島(17:30)→東京(19:10)

屋久島へは時間通りに出発や到着はありませんで約20分程度遅れるのが常です、JASであれば手荷物は屋久島空港で受取できます。台風や天候が悪化するとフェリーがまず欠航します、最後まで頑張るのが飛行機です。また鹿児島空港から鹿児島港はバスで約1時間かかります、フェリーは時間帯で宮之浦港と安房港の2種類があります。

屋久島リアルウェーブのホームページはとても参考になりました、6月にフィールドトレック屋久島2003が発売されました、解りやすい内容です。屋久島は観光中心か登山中心かで日程が変わります。飛行機ではガズボンベの手荷物を含めて持ち込み出来ませんので、屋久島空港売店や登山店で購入可能です。
5月28日(水)行きと白谷雲水狭
どうも台風4号が接近しているようです、予定よりも20分程度遅れて鹿児島空港から屋久島行に乗り継ぎます、国産機のYS−11(引退が迫っています)ではまた座席がプロペラ位置だったが、天気が良いので青空が撮影出来た。屋久島空港に到着して荷物を受け取ると、レンタカー会社が私の名前のプラカードを持って待っています。屋久島空港レンタカーNAVIで受付を済ませます、マティスはワイパーとウインカーの位置が国産車と違い逆なので混乱します、かぼちゃ家のラーメンを食べる為に宮之浦に向かう、到着したのが午後2時45分なのでセーフ(午前11時〜午後3時まで)、迷わず屋久島ラーメン(味噌あじ)枯節ベースのスープです。

そして白谷雲水峡に向かう、途中工事をしているがだんだんと走りやすい道にはなっているが見通しが悪いのはもちろんです。午後4時を過ぎていたので協力金の300円を支払って直ぐ近くの渓流の撮影を行って今日の宿である安房のホテル鶴屋に到着。どう見てもホテルではない設備、それでもお風呂はいつでも入れて和室6畳は落ち着きます。夕食は郷土料理は良いですが美味しいとは思われなかった、明日は午前5時に朝食とお昼のお弁当を依頼した。

台風4号が直撃の予定でしかも帰る31日がピークと思われるので、急いでインターネットでホテルとチケットを調べる。ホテルは屋久島エアポート、チケットは1日は日曜日でJACは満席なので2日に移動の予定で時間帯は同じ、31日のキャンセル料金が高く手数料を含めると1万円を超えてしまうが、無事処理を終えた。
5月29日(木)屋久島一周
5時に食事を済ませて大川の滝に移動する、予想外に雨が降っておらずゆっくりと撮影出来た。この先は世界遺産指定地区の西部林道で、照葉樹に包まれた道が狭くヤクザルやヤクシカが道路に群がっているので注意して運転します、人間が野生動物の領域に入り込んでしまった感じです。やがて暗く細い道路を抜けると青空が広がり、左折してやや下ると屋久島灯台に到着、素晴らしい眺めです。

永田のいなか浜はきれいな砂浜で、ウミガメの産卵地としても有名でウミガメ産卵のエコツアーもあります、この先の吉田から宮之浦までは凄い雨と風で屋久島環境文化村センターに寄る。大型映像ホールの「屋久島/森と水のシンフォニー」(70mm)は迫力あり屋久島を余すところなく表現しております。お昼はまたかぼちゃ家のつけ麺を食べる、やっぱり美味しいです。そして安房を過ぎて麦生のトローキの滝を見に行きます、この滝は直接太平洋に落ちる珍しい滝ですが道路側からではなく展望台のある海側から眺めないと滝だと分かりません。

次は縄文杉への登山口でもある荒川登山口に向かう、林道に入ると台風の影響はあるものの、雨はそれほど降っておりません。荒川分かれからは下りとなりますが、大雨の為にあちこちから滝のように水が溢れきています、約20分で道路終点の荒川登山口に到着、荒川は怖いくらいの荒れた流れにびっくり。トロッコ道と駐車場が狭いのは意外でした。安房に戻る前にV字谷の眺めが素晴らしい松峯大橋に向かいます、橋の山側はかなり川幅が広いが逆を向いた海側は急に川幅が広がってはいるが、まさに照葉樹の森です。
5月30日(金)白谷雲水峡
今日の夜には台風が屋久島に一番接近する為に朝から風が強く雨も多い、白谷雲水峡の道を上っていくと段々と雨が強くなり途中の川沿で撮影した後、宮之浦に下るがここも大雨状態。また前回行ったことのある千尋の滝に出かけて見ると、驚くほどの水量があり風で舞い上がって状態です。山々の雨が一気に谷を下り海にむかいうのが実感できます。

今日は地元の公衆浴場である尾之間温泉に向かいます、道路から少し入った場所にあり、大人200円。肌がすべすべする透明な温泉です、石鹸やシャンプーは持参するのが良いです。風が強くなりフェリーの欠航に続いて飛行機も欠航しました。ホテルでは係りの方が雨戸を閉めに来ました、今日も早く寝ました。
5月31日(土)ヤクスギランド
台風が通過しましたが、まだ小雨が降っている状態ですが、風は弱まっています。今日はヤクスギランド(屋久杉の自然歩道)をゆっくりと撮影することにします。売店・休憩施設「森泉」の1Fにはチップ制のトイレと売店、また山々の最新情報が案内されています、2Fは休憩設備とライブカメラが太忠岳に向いています。太陽電池を利用した設備なので昼間でも暗いです。公衆電話ボックスが倒れたヒメシャラで作られているのが良いです、管理棟で協力金の300円を支払って歩き出す。

コースは主に30分〜150分あり各所に案内板は整備されていて迷うことはありませんが軽登山靴を履いてください。渓流も良いのですがはやり母子杉(推定年齢2,600年)、仏陀杉(推定年齢1,800年)、三根杉(推定年齢1,100年)は見事です。

ヤクスギランドから車で約10分走った場所には紀元杉(推定年齢3,000年)は裏側までぐるっと一周できます。道路終点の淀川登山口まで行って今日の宿であるエアポートホテル(ビジネスホテル)に戻ります、明日の縄文杉登山の為に「日ノ出弁当」に朝食とお昼のお弁当を電話で依頼します。

屋久島では登山者向けに早朝5時からお弁当を販売(要予約)するお店があります、もちろん宿泊先でも準備してもらえるので問い合わせしてください。午後9時に消灯するが夜中に目が覚めて外を見ると満天の星には感激、天気も心配ないので安心してまた寝ました。

6月01日(日)縄文杉登山
起きたのは午前3時半頃、午前4時半頃にホテルを出て荒川登山口に向かう、途中「日ノ出弁当」に寄って朝食とお昼のお弁当の合計千円を支払って走り出します。荒川登山口に到着したのが午前5時半頃、駐車場には続々と車が集まっていて満車状態になります。朝食を済ませて休憩の後快晴のトロッコ道を歩き出します(午前6時)、トンネルや鉄橋を渡るアドベンチャー気分満点で途中には苔の滝が流れていて、あちこちにトロッコの待機スペースが設置されています。

大きな小杉谷鉄橋の手前でトロッコ道が2つに分かれますので、もうトロッコが走ってくる心配はないです、トロッコに出会うチャンスは少ないようです。小杉谷に到着するとこの付近まで線路を固定している枕木の間隔がやや狭くその間には砂利があるので歩幅が一致せず歩いていて疲れます。楠川分れ付近から木道になったので歩きやすくなりますが、照葉樹のトンネルのようで視界は遮られ暗い場所も多い、初めて出会うのは三代杉(推定年齢3,500年)です。

やっとトロッコ道の終点の大株歩道入口に到着、大杉谷の渓流がきれいで新設されたトイレに寄ります、ここからは本格的な登山道が始まります。このルートの最初の屋久杉は翁杉(推定年齢2,000年)、そして次に出会うのがウィルソン株(推定年齢3,000年)です、切り株の中は10畳程の広さの空洞になっていて泉が沸いています、切り株から見る外の景色が印象的です。この先から急な上りの連続ですが要所要所に木道の階段が設置されて危険は少ないです、下りが怖いですね。やっと大王杉(推定年齢3,000年)に到着、縄文杉が発見されるまでは大王杉が最古の屋久杉でした、以前は裏側まで回れたようです。さらに登って行くと夫婦杉(推定年齢、左1,500年、右2,000年)が現れます。この屋久杉は3m程の間隔をおいた2本の巨杉が10m程の高さで枝が結ばれていることから名付けられました。

そして約40分歩くと最後に見えてくるのが木造の展望テラスで、急な階段を登り切ると目の前に縄文杉が現れます、凄い縄文杉にびっくりです、午前6時に出発してウィルソン株での撮影を含めて午前10時半頃到着、約4時間半です。多くのコブと着生植物の多さが目立ちます、縄文杉は推定年齢7,200年と言われておりますが、何本かの杉から出来ている説もあります。縄文杉の中心部は空洞になっておりその内部から採取した木片の放射性炭素同位体による年代測定した結果では樹齢2170年となっています。

デジカメと銀塩写真(全景を入れる為には20mm以下のワイドレンズが必要)で色々と撮影して、お昼のお弁当を食べますが最高のお弁当でした。約1時間後の午前11時半に下り始めます、ウィルソン株でもう一度撮影して大株歩道入口に戻ったのが午後1時、あちこちゆっくりと撮影して荒川登山口に戻ったのが午後4時半、約9時間の日帰りとなりました。約2年越しの想いが叶ってとても満足です、やっぱり縄文杉は凄い!!

帰りは尾之間温泉で疲れを癒しホテルに戻る。夕食はホテルのレストランで食べたが美味しかったです、翌日の早朝撮影があるので8時頃に精算を済ませてビールで乾杯するが、とんでもない酔いであった。今日の縄文杉ルートが頭から離れずなかなか寝付かれませんでした、明日はもう一つの森である白谷雲水峡に行きます。

6月2日(月)白谷雲水峡と帰り
午前3時頃起きて昨日と同様に午前4時半に出発、日ノ出弁当により2食分を受取り、朝焼けと日の出を狙う為に途中の道路で撮影する、太陽は見ることは出来た。その後は千尋の滝をもう一度撮影するが、台風の後では通常の水量でした。

白谷雲水峡に到着したのが午前9時頃、ヤクスギランド同様色々なコースがあり案内板もあります、軽登山靴は必須です。辻峠までのルートを歩き出す、昨日の疲れがあるのか意外につらいルートである。木道がないこのルートはピンクの目印もなく迷いやすい場所も多い、途中の沢は橋がないので台風時の増水では渡れない可能性があります、でも橋を作れば景観が壊れるである。景観か便利を取るのか尾瀬だったらとっくに木製の立派な橋が出来ているのは想像できます。途中苔の岩や沢を撮影した後辻峠まで歩く、太鼓岩に登る人が多いので根が多い山道を約20分登り切ると、昨日歩いたトロッコ道から宮之浦岳を始めとして素晴らしい眺めに感激です。この太鼓岩ルートはお薦めです。

下りは意外に早く午後2時白谷広場に戻る、宮之浦のスーパーで買い物に寄りザックの荷物を整理しておみあげを購入して空港前のガソリンスタンドに向う。満タンに済ませた後、空港に向いレンタカーを返却する、チケットレスで発券するが、JACの到着時間の遅れがあり、乗り継ぎ便の時間が少ないので目立つようにシールを胸に張るように渡された。鹿児島に向う飛行機からは大隈半島や桜島がきれいに見ることができた。乗り換えもスムースで無事羽田に到着。
参考資料・ホームページ
屋久島リアルウェーブ(屋久島の総合情報)
JALのホームページ
旅の窓口(宿泊予約)
写真でわかる屋久島はじめてガイド リアルウェーブ ¥1,344
日本遺産「屋久島」  朝日新聞社 ¥560
世界遺産「屋久島」    小学館 ¥560
るるぶ情報版「屋久島 奄美 種子島 '02〜'03」JTB ¥800
山と高原地図 「屋久島」 昭文社 ¥840
屋久島自然観察ガイド 山と渓谷社 ¥900
フィールドトレック屋久島2003 山と渓谷社 ¥780
命の島 世界自然遺産 屋久島の彩り 光村推古書院 ¥1,600
屋久島 原始の森 週刊日本の樹木 ¥560