白神山地(十二湖・白神岳・藤里ルート)

奥十二湖・日本キャニオン |●白神岳登山 | ●田苗代湿原・岳岱自然観察教育林
白神山地のブナ林
白神山地としてはこれで2回目、青森県の西目屋ルートから暗門の滝・マザーツリーと田苗代湿原と岳岱自然観察教育林には行きましたが、奥十二湖・日本キャニオンや白神岳はまだでした。
移動の行きは出来るだけ朝から撮影したいので、寝台特急「あけぼの」を利用して能代駅には午前9時過ぎに到着。現地の移動は早朝撮影もある為にレンタカーを使用、帰りは新幹線では時間がかかる為に能代駅からあきた北空港(正式名称は大館能代空港です、違う空港があるのかと勘違いしそうです)行きのバスが能代バスターミナルから出ているのとても楽です、ANKの1日2往復だけなので注意してください。

07月26日(奥十二湖・日本キャニオン)
出張で利用している寝台特急「あけぼの」はいつも弘前駅下車ですが、今日は東能代駅で乗り換え五能線の能代駅に到着、ニッポンレンタカーで車を借りる。十二湖方面の国道101号線を北上する、八森を過ぎて海岸線の眺めが素晴らしくJR五能線「リゾートしらかみ」の宣伝も理解できます。小雨だった天気も段々と晴れて来て明日登山予定の白神岳登山口の看板を進み駐車場の到着、広い駐車場と休憩所とトイレを兼ねた小屋が設置されています。

また国道に戻り十二湖方面に右折して行くと正面には日本キャニオンが見えて来て左側には幾つもの池が点在していて、落口の池に車を停めて、奥十二湖の青池に向かいます。鶏頭場の池は後にして青池に到着する、なんとも神秘的な色に吸い込まれそうな紺碧の水です、カメラを出して色々と撮影する。直ぐ向かいが鶏頭場の池で、大崩の山がシンメトリックに池面に写っていてこんな情景もあるのだと見とれてしまいました。越口の池にある十二湖ビジターセンターにより、十二湖の四季折々の風景が素晴らしい。最後は日本キャニオンです、日本キャニオン展望台へは約600m程緩やかな登りです、展望台からの眺めは恐いくらいの渓谷ですが、もっと迫力が欲しいです。

国道に出て右折して黄金崎にある不老ふ死温泉に向かいます、いやいや本当に海岸に露天風呂があるのですね、入浴料金は¥600で内風呂でも茶色の温泉色にびっくりです。日帰りと宿泊客で駐車場が違いますので注意してください、直ぐ側の風力発電のプロペラが音を立てて回っていました、台風の時は恐いでしょう。

07月27日(白神岳登山)
午前3時頃に起きて午前4時半頃に能代のホテルを出ます、天気は心配なく見えてくる山並みには少し雲がかかっていて良い感じです。国道から右折して白神岳登山口駐車場には午前5時半頃に到着、マイクロバスも含めて10台以上と人気が伺えます。一部の車道の終わりが登山口からは早朝でもあり暗いです、岩や大きな石がなく、大きく広がった根を越えて登って行きます。ヒバの植林の多い暗い道を淡々と進んで行くと最後の水場に到着、この先を右折すると本格的な上りの連続で暫し休憩、それほど楽な山登りはないはずです、気が付くと周りはブナ林となり木の間越しには海が見えて嬉しくなります。

展望の無い登山道の繰り返すアップダウンには正直飽き飽きとして来ます、約3時間で笹が増えて来ると展望が開け、日本海が広がり気持ちもすっきりとして疲れも飛んでしまいます。辺りは高山植物が咲いていてやっとお花に出会えた感じです、十二湖分岐に到着すると正面には遠く岩木山の頭を見ることができます。稜線を白神岳山頂へと辿ると高山植物とトンボが多く感激です、やがて避難小屋と公衆トイレが見えてきます。

ここから山頂は約1分、山頂は団体グループで混雑していて座る場所を探すようです、山頂からのパノラマには圧倒されて眼下の日本海と青空の境が掴めない感じです、約1,200mの標高なのに約4時間かかるとは大変です。山肌に沸き上がって来る雲はまさに白神の森を実感します、同じ登山道を戻りますが、また長い樹林の登山道を下りますが、上りとは違って余裕がありブナ林やヒバ林の白神岳をじっくり味わえました。

昨日も夕焼けを撮影しましたが、やや雲が多かったので再度挑戦、太陽が沈む前景もポイントで午後7時なのであちこちを探し回りやっと決定して無事撮影できました。日没後はイカ漁の船の光があちこちで輝いていました、道路沿いにはイカ焼きのお店が多いのも特長です。

07月28日(田苗代湿原・岳岱自然観察教育林)
田苗代湿原と岳岱自然観察教育林は今回が2度目ですが、青森県の弘前側だったので正規ルートの藤里町から藤琴川沿いを上流に向かいます。早朝の藤琴川の山並みの朝靄を走るのは気分は良いのですが、途中から未舗装の道路はカーブも多くクルマも埃だらけとなります。

太良峡の眺めは素晴らしく是非とも紅葉時に訪れる場所です、そして県道西目屋二ツ井線と黒石林道の分岐点を右折して岳岱自然観察教育林は後で見ることにして藤里駒ヶ岳の手前にある田苗代湿原に向かいます、道は所々沢となってして運転も慎重になります、やがて藤里駒ヶ岳の駐車場に到着。公衆トイレが新設されていて電気供給は太陽電池と風力発電の併用となっています。

元気があれば藤里駒ヶ岳は片道約90分ですが、昨日の疲れもありパスしました。田苗代湿原までは約10分でブナ林を抜けると直ぐに湿原が広がります。ニッコウキスゲは終わってしてサワギキョウとキンコウカが見頃です、木道は架替されていて歩きやすくなっていて尾瀬を思い出します、高山植物やブナを撮影して駐車場に戻りました。

そして岳岱自然観察教育林に移動します、ここの公衆トイレも電気供給は太陽電池と風力発電の併用でした。木道が整備されていてブナの巨木「白神のシンボル」を代表として巨木が多いブナ林でもあります。以前自由に歩くことができた場所はロープが張られていて、苔蒸したブナの撮影ができなかったのが残念、それでもブナ林は満喫出来ます。

帰りはいつも温泉に入るのですが、その前に白神山地世界遺産センター(藤里館)に立ち寄ります、館内には白神山地の動植物のジオラマや四季の紹介映像がありました。温泉は直ぐ隣のホテルゆとりあ藤里で、11種類のお風呂が楽しめます。

参考資料
ANA/ANKホームページ
旅の窓口(宿泊予約)
週刊続日本百名山No.20 白神岳、森吉山、姫神山 朝日新聞社 ¥560
週刊四季花めぐりNo.28 世界遺産「白神山地」   小学館  ¥560
週刊日本遺産No.35   白神山地        朝日新聞社 ¥560
白神山地関連の個人のホームページ