世界遺産登録地・白神山地

暗門の滝・マザーツリー | ●田苗代湿原・岳岱自然観察教育林
白神山地のブナ原生林を撮影したい
今年5月末に世界遺産の屋久島に続いてブナ原生林の白神山地に行くことを計画、ツアーとしてはJASとJR東日本のツアーを探すことが出来ました。JASは詳細のパンフがなくJR東日本のツアーでは夜行の2泊3日です。白神山地は大きく別けると青森県・西目屋村コース、秋田・藤里町コース、秋田・八森コースがあります。今回は寝台特急を利用して3泊4日でどのコースにするか雑誌やホームページで検討した結果、弘前市内からのレンタカー利用による早朝撮影をメインとしてしました。秋田・藤里町コースも最終日に行くことができました。(2000年7月)
TBS 世界遺産 白神山地 (放映は99年1月10日)
約8000年前、日本では縄文文化が始まる頃からブナの原生林は、野生の命の調和とバランスを保ちながら小宇宙を形成してきた。秋田県と青森県の県境に位置する白神山地の中心部170平方キロメートルは1993年世界遺産(屋久島と共に自然遺産)に登録されました。
ブナの森のシンボル、天然記念物のクマゲラは'83年に生息が確認された日本で一番大きな啄木鳥である。巣作りのため大木を倒すほどの大きな穴を掘ることもある。一つがいが生息するため300haのブナの原生林が必要とされる。150〜200年で高さ30mの木に育つブナは、8t以上の水を蓄えると言われる。天然の水瓶と称されるその保水力で、何千年もの歳月をかけてできた腐葉土の層はひんやりとして柔らかい。倒れた老木の後に新芽が伸び、世代交代を繰り返す。 新しい生物の発見や白神山地にしかいない固有種など遺伝子の宝庫である。氷河期をたくましく生き抜いた植物にも野生の息吹を感じさせられる。現在どれほどの生物が生息するかまだわかっていない。(TBSのHPから抜粋)
1日目(7月29日)
 
寝台特急あけぼのB個室ソロの上段は眺めは良いがちょっと不便、9時半に弘前駅に到着して日本レンタカーを予約していたので受取に行った。弘前には仕事で何度も行ってるのになかなか県道の西目屋村方面の道がわからなかった。しかしアップルロードの白神山地の大きな案内板を見つけて国吉温泉の先と分かってとっても懐かしいです。ややカーブの多い道を過ぎてやっと総合キャンプ場ANMONに到着。
 暗門の滝は第3の滝まではやや平坦な道であるが、第2の滝、第1の滝は急な登りではあるがそれほど離れてないので意外に楽だった。天候は小雨であるが滝のしぶきがかなり酷くレンズもカメラも濡れてしまった。ブナにはブナとイヌブナがあり、イヌブナの北限が岩手県でここでは皆ブナとなる。北限は北海道、南限は鹿児島の大隈半島までで、屋久島にはブナ林はないのである。温泉は総合キャンプ場ANMON、美山湖温泉、ブナの里白神館、グリーンパークもりのいずみにもあり、今日は美山湖温泉にした。いかにも地元の温泉が感じられて良かった。

2日目(7月30日)
弘前を早朝6時に出発し暗門を通過して約20分後津軽峠に到着、それほど悪い道ではなくて安心した。朝食を済ませた後マザーツリーには約3分で到着、迫力あります、撮影に夢中になるとどっと疲れが出たので高倉森までの散策は中止。その後暗門ぶな林散策歩道を散歩がてら撮影する。(とにかく暑いがブナ林の下は快適です。)

■白神山地世界遺産センター
◎IMAX70mm大型映像(20×15m)世界遺産 白神山地「いのち輝く森」
海外の代表的な世界自然遺産の紹介につづき国際的な生命学者:ライアル・ワトソン博士が向白神岳をバックに白神山地の遺産価値を語ります。やがて、樹齢300年のブナのマザーツリーになりきった俳優:藤岡琢也が、白神山地「世界最大級のブナ原生林」の四季を通して、動植物の生態や森と人々との関わりを語ります。 全編を貫く印象的な音楽は国際的に活動している作曲家:三枝成彰、監修はドイツの著名な映画・舞台監督:ベルナー・ヘルツオークが担当しています。白神山地の素晴らしさ!美しさ!奥深さ!とともに、次の世代へこれを継承していくことの大切さを伝えます、上映時間は約30分。制作/日本シネセル(白神山地ビジターセンターのHPより抜粋)

◎番組の感想
スクリーン上のゴミが目立ったがそれ以外は迫力満点、空撮が効果的で四季の白神山地を紹介しており多くの貴重は高山植物のマルチ画面はユニーク。マザーツリーを上から下までなめる映像には感激、音響もクリアで鳥の音の音移動もなかなか良かった。

グリーンパークもりのいずみの温泉に入りBeechにしめやでざるそばを食べた後弘前に戻る。午後3時からのプラネタリウム番組に間に合うので午後2時半に到着、オート番組は館のオリジナル番組でした。

3日目(7月31日)
 
朝4時にホテルをチェックアウト、美山湖を左折して県道西目屋二ツ井線を走ると未舗装のルートとは知りませんでした。オフロード4WDでなくても問題ない、峠付近は舗装されていてあちこちで工事中、紅葉時は素晴しく観光ポイントにもなっているようです。黒石林道はやや砂利道で時々車の底に石が当たる。テントサイトを過ぎてまずは駒ケ岳の入口にある田苗代湿原に向う。さすがに駐車場は少し広く山並みの眺めも良くほかの車も駐車してある。湿原のニッコウキスゲは終わってしまって(実から想像すると凄い数)コバギボウシが見頃でした、ここのブナ林も見事でしばし圧倒されました。
 岳岱自然観察教育林に移動する、ここはブナ林だけでなく苔生した岩とのバランスが良く自然庭園のようである。暗門ぶな林散策歩道よりもこちらの方が撮影には面白みがある、やはり早朝(斜光線)でないと平坦な写真でありふれてしまいます、朝靄や霧時がやはり狙い目である。急いでいたのか撮影用のフィルムを途中で開けてしまった、また100Fが混在する形で使用することになってしまった。
 西目屋村に戻りにBeechしめやでざるそばを食べてからブナの里白神館の温泉に入る、ここから移動するのが白神山地としてやはりベストである。とにかく連日35度を越える暑さで疲れます、予定よりも早く弘前に戻りレンターカーを返却。午後1時のヨーデルで盛岡、そして新幹線で帰宅しました。
■岳岱自然観察教育林
太良峡の遊歩道の終点から約1km北上すると、県道西目屋二ツ井線(右側・7.7kmで県境)と黒石林道(左側)の分岐点に差しかかります。左折して1.4kmのところが自由テントサイトの「クルミ台森林スポーツ林」、そこから約5kmにコケむした巨岩とブナ原生林で有名な「岳岱自然観察教育林」に到着です。約12haのブナ原生林の中に、巨木や巨岩を縫うように 約1.8kmの歩道が続いており、白神山地の世界遺産に登録された地域(立ち入り禁止)の擬似体験ができる数すくない自然観察林です。(ホテルゆとり藤里のHPより抜粋)

■田苗代湿原
岳岱の入り口から3.4kmの地点が車道の終点です。登山道を歩いて約15分で田苗代湿原に到着です。19haの湿原には春から夏にかけて種々の高山植物が咲き乱れ、訪れる人たちを楽しませてくれます。(ホテルゆとり藤里のHPより抜粋)